8月になりました。

今年は冷夏の予想とされていましたが、蓋を開けてみると全国各地で35〜40℃の猛暑、酷暑が記録され、北海道でも真夏日が続きました。蒸し暑い日が続き、寝苦しい思いをしている方も多いと思いますが、皆さん体調はいかがでしょうか?
私は7月末から夏休みをいただき、イタリア旅行に行って参りました。1週間不在にし、皆さんにご不便をおかけしたこと、お詫び致します。旅行直前には、ウクライナ上空で痛ましい航空機事故があり心配しましたが、幸いにも飛行ルートは事故現場を避けるように設定されていたようで、無事イタリアにつきました。ベネチアとフィレンツェ、ローマの3都市を訪れましたが、ベネチアでは水上都市の美しさに心奪われ、ついでにイタリア女性の美しさにも心奪われ、フィレンツェではルネッサンス建築と町並みの美しさに感動し、ローマでは古代遺跡の数々に圧倒されました。掲示板に印象に残った写真を展示致しますのでご覧ください。イタリアは、観光地では私のつたない英語でも通じましたが、ちょっと庶民の住宅街に入ったり、タクシーに乗ったりすると、とたんに英語が通じなくなり、単発のイタリア語やジェスチャーで勝負しました。食事はほとんどがパスタとピザでしたが、どこの店に入ってもおいしく、リゾットなどの米料理もあるので、日本食を恋しくなることはありませんでした。イタリアはどの都市も町並みが古く、宿泊したホテルも築400年という日本で言えば重要文化財に泊まるようなものでした。800年前の世界最古の薬局も現役で活躍しており、古代遺跡のカラカラ浴場では屋外オペラを開催するなど、古代、中世、そして現代を同時に楽しめる非常に面白い国でした。人々は、思っていたよりも陽気ではなく、至って普通(愛想もよくありませんが)でしたが、ボンジョルノ!(こんにちは)とグラッツェ(ありがとう)と言えれば丸く収まる気がしました。やはり挨拶の大切さは万国共通ですね。日本に戻ってからは、ANAのCAや店の店員の対応の丁寧さと機敏さがイタリアとは対照的で、日本のすばらしさの一面も再確認できました。ちなみに、懸念していたスリですが、ローマの地下鉄で遭遇してしまいました。財布をズボンの右ポケットに入れておいたのですが、混雑していた車内に乗り込んだ瞬間、白い毛深い手がズボッとポケットに入ってきたのがはっきりと見えました。すかさず押さえ込み事なきを得ましたが、皆さん、イタリアに行く時はくれぐれもご用心ください。
お盆ですが、8月15日(金)と16日(土)の両日はお盆休みをいただきますので予めご了承ください。まだまだ暑い日が続きますが、夏負けや熱中症にならないように、消化の良い物を食べ、しっかりと水分補給しながらお過ごしください。夏負けには補中益気湯などの漢方治療が効きますので、だるさがとれない、食欲が戻らないような場合にはお気軽にご相談ください。夏負けに関しては、「ごう内科だより」の最新号に特集を組んでおりますので、ご参照ください。
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