5月になりました。

あれほど雪深かった札幌ですが、すっかり溶けてなくなり、気温も徐々に上がり、やわらかな春の日差しとともに桜や梅が満開・・・と思いきや、ゴールデンウィークは10日間ずっと雨が降り、日照時間は合計で僅か4.3時間、記録を始めた130年間で最悪という、記録的な悪天候と低温で、がっかりした人も多かったのではないでしょうか。
そんな肩すかしで始まった5月ですが、それでもようやく福寿草やカタクリ、エンゴサクが花を咲かせ始め、平岡公園では水芭蕉が可憐な姿を見せています。平岡公園は梅園で有名ですが、その前の主役も目を楽しませてくれますので、お勧めです。
4月に東京渋谷の日本経済大学というところで、医師を対象とした漢方講演に行って参りました。当日は40名超の先生方にお集りいただき、在宅医療における漢方治療についてにお話をさせていただきました。最近は医師の間でも漢方治療は当たり前のように勉強され、日常診療に活かされております。こうした活動を通じて、少しでも多くの患者さんが漢方治療の恩恵を受けられる機会が広がることを願っております。
悪天候が続いたせいか、風邪の患者さんばかりでなく、B型インフルエンザが季節外れの流行を見せています。頭痛、発熱、悪寒、関節痛が見られたら、早めに受診し、特効薬の投与を受ける事をお勧めします。まだまだ寒い日も続くようですので、暖かくしてお過ごしください。
写真は、真駒内公園の福寿草です。真駒内公園にはカタクリ、エンゴサク、福寿草の一大群生があります。これからが見頃ですので、ぜひお越し下さい。
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