今年は11月中に雪が降り、

どうやらそのまま根雪になりそうな雰囲気です。急な寒さと雪は体に堪えますが、一方で私はこれまでで初めて、早くも11月に歩くスキーを楽しむことができました。雪は辛さをもたらす一方で、レジャーやクリスマス、正月など、楽しみも与えてくれます。
先日、パリで悲惨なテロがあり、多くの方々が命を落とし、また大怪我を負いました。イスラム国の犯行でした。その後もロシアやアメリカ、イギリスでも相次いでテロが起きています。またロシアとトルコの軍事的な衝突、アジアでは中国の南シナ海への覇権拡大に関わり周辺国との関係が悪化しており、世界はますます暴力的な方向へと進んでいます。どうしたら解決するのでしょうか?パリの人々は神に祈りました。しかし祈ることでは決して解決しない、と言ったのは意外にもチベット仏教のダライ・ラマ14世でした。彼は「戦争を起こしたのは神ではなく人間達なのだから、神に祈っても何も解決しない。我々人間が解決しなければならない。」と言ったのです。この発言はチベットの置かれた状況を連想させる、非常に現実的な助言だと思います。私は戦後20数年後に生まれ、高校、大学と今から考えると非常に平和な時代を過ごしました。当時は、何の心配もなく海外旅行ができたし、それが当たり前だと思っていました。しかし今はそうではなくなりました。年末にあたり、そうした暗い世相を振り返ざるを得ませんが、新しい年に向かって、人間同士が人類の叡智を総動員して、物事を解決していけるよう望みたいと思います。
気温が下がるとともに、風邪の患者さんが増えてきました。まだインフルエンザは流行しておりませんが、そろそろ注意が必要です。ワクチンは、感染の確率を減らすことができるのと、万が一感染して発症しても症状が軽く済みます。ワクチンがまだの方は、年内の接種をお勧めします。
写真は、初冬の美々川河口から見たウトナイ湖です。晴れ渡った空が美しく湖面に映っていました。
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