2月になりました。
雪まつりも始まり、最高気温でもマイナス10度という日も見られるようになり、まさに冬真っ盛りです。山々の樹々も凍りつき、白い山に樹氷映えて、更にその美しさを増しています。
先日道東を訪れる機会がありました。夏には1度は行く道東ですが、冬に行くことはあまりありません。道東は雪が少ないと言われますが、今年の少なさは記録的で、道路の路面が露出しているどころか、草原の草や土までもが見えているのです。強い風で、土埃が舞うほど雪が少ない状況でした。しかし、そんな稀な環境が私に恩恵をもたらしてくれました。糠平湖を訪れた時です。凍った湖面を歩けるのはいつものことですが、今年は記録的な少雪のため、例年は雪で覆われている筈の湖面が、広大なスケートリンクの鏡のように一望できたのです。しかもそれだけではなく、凍る過程で閉じ込められたメタンガスの気泡でできる「アイスバブル」がそこら中に広がっており、見たことがない美しい光景に息を飲みました。20年来毎年通ってる方でも初めて見る光景だったそうです。少雪の年は、ぜひ皆さんも訪れてみてください。写真を掲示板に貼ってありますのでお楽しみください。
屈斜路湖では希少な動物に出会いました。和琴半島に無料の天然温泉露天風呂があるのですが、カヌーを楽しんだ後、ドライスーツごと温泉に浸っていると、地元のおじいさんが「ほれ、狸きたわ」と教えてくれました。狸を間近で見たことがなかったので、珍しいなと思い見ていると、おじいさんが「いや違うな、ギンギツネでねえか」と言いました。キタキツネはよく見ますが、ギンギツネは初めてなので、カメラを構えるとすぐに逃げて行きました。遠方からですが撮影することができたので、掲示板に飾っております。あとで知りましたが、とても珍しい動物だったようで、アイスバブルに続き、ギンギツネに出会えて新年からとても気を良くしたのでした。
希少といえば、今年は平成最後となることがわかっている希少な機会で、新天皇御即位の前後約10日間は国民の休日になることが決まりました。果たして新元号は何になるのか、そして新しい時代には何が待ち受けているのか、期待と不安を感じつつも、今年も健康で希望を持ちながら過ごして行きたいものです。
| http://gonaika.com/blog/index.php?e=95 |
|
| 11:32 PM | comments (x) | trackback (x) |