今年は冬の到来が早く、早くも根雪になりそうな予感がするこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、12月のコンサートは、クリスマスにふさわしい音楽家、ヨーロッパの中世古楽を演奏される女性アンサンブル『ウィリディス』をお招きして、聖夜の雰囲気を存分に味わっていただこうと思います。
中世古楽といってもピンと来ない方は、NHKの大河ドラマ「真田丸」のエンディングで流れる美しい歌声を聴いて下さい。日本の中世古楽の第一人者、波多野睦美さん、その人の歌声ですが、彼女達はその波多野さんのご指導も受けておられます。
そして、リーダーの中村会子さんをはじめ皆さん、本場スペインのベサルーという中世古楽のメッカに何度も訪れ、本場仕込みの演奏を学ばれており、北海道の中世古楽の第一人者とも言えるでしょう。ぜひこの機会に、中世ヨーロッパの教会にタイムスリップしに来ませんか?
日時:2016年12月21日(水曜日) 午後2:00開演
場所:ごう内科クリニック 待合ロビー
参加:どなたでも無料
サンプル動画
その1→https://www.youtube.com/watch?v=pjeNYsuYwIM
その2→https://www.youtube.com/watch?v=aCqaqPQ9wtQ
その3→https://www.youtube.com/watch?v=b11mS-hF5ps
スペインでの演奏→https://www.youtube.com/watch?v=PPkMnWgURHg&feature=youtu.be
ウィリディス ホームページ
http://sapporommc.wpblog.jp/?page_id=9
【出演者プロフィール】
◆古楽アンサンブル『ウィリディス』
ヨーロッパの中世〜ルネサンス音楽を主なレパートリーとする女声アカペラ・古楽器アンサンブル。
古楽声楽のノンヴィブラート唱法による純正な響きをベースとしたアカペラ演奏に加え、古楽曲や伝統古謡旋律に声や楽器で即興のハーモニーや伴奏を付ける古楽的なアプローチでの演奏を得意とする。
◆中村会子 Nakamura Aiko/歌、リコーダー、シトール、ロマネスクハープ、打楽器
東京都出身。国立音楽大学音楽教育学科卒業・同西洋古楽コースをリコーダー専攻にて修了。在学中、同大特別給費研修奨学生として英国にて研修を受ける。リコーダーを古山和男、古楽アンサンブルを大塚直哉、古楽歌唱を鈴木美登里各氏に師事。卒業後、イタリア、アイルランド、スペインの音楽祭・講習会等にて研鑽を積む。2014年、札幌にて「巡礼地の一夜〜中世スペイン音楽・モンセラートの朱い本全曲演奏会」を企画·監修·出演。《古楽アンサンブル・ウィリディス》《MMC札幌中世音楽研究会》主宰。古楽を中心とした演奏・録音の他、「中世音楽を楽しむ会」(札幌)、リコーダーアンサンブル、古楽器合奏団(東京)講師等、東京と札幌を中心に指導にも力を入れている。
◆大伴やよい Ootomo Yayoi/歌、プサルテリー
8歳より合唱を始め 、15歳にてスペイン・ルネサンスの作曲家F.Guerrero(1528-1599)の曲に感銘を受け、古楽の演奏を始める。声楽と古楽歌唱を鈴木美登里、青木洋也各氏に師事。音楽祭やセミナー等で波多野睦美、R.Mameli各氏の指導を受ける。中世・ルネッサンスを中心に近現代曲、民謡等幅広く声楽アンサンブルを学び、都内各所の教会等で古楽演奏会に出演。鈴木美登里氏音楽監督の女声アンサンブル「Lex Clementie」、杉本ゆり氏主宰「Laudesi東京」の中世音楽の演奏会に出演。2014年に古楽アンサンブル・ウィリディス、札幌中世音楽研究会のメンバーとして活動開始し、古楽アンサンブルのライブや演奏会等で演奏活動を行っている。
◆宇治 美穂子 Uji Mihoko/歌、ハープ、レベック、他
札幌大谷短期大学音楽科・札幌大谷大学短期大学部専攻科卒業。声楽を吉川順子、古楽歌唱を鈴木美登里各氏に師事。卒業後は国内外の古楽講習会にてG.Laurens、R.Mameli、波多野睦美各氏のレッスンを受講。
声楽アンサンブル・テルプシコーレに所属。2014年より古楽アンサンブル・ウィリディス、札幌中世音楽研究会メンバー。2015年東京カテドラルにて「モンセラートの朱い本」全曲演奏会(古楽アンサンブル・アントネッロ主催)ソリ出演。2016年ベサルー国際中世音楽講習会にてレベックをA.Hernándezより学ぶ。他、札幌にて声楽の指導も行っている。